大祓い

六月晦日の夕、神社の境内に竹を立て、高さ六尺くらいの茅の輪を作って、 それをく ぐることによって被の儀とし、また人形(形代)に磯を托して河海に棄却する風習は、 現在も全国に広くおこなわれている。

「神祇令」には六月·十二月の晦日、中臣が御被麻を上り、 読み、百官の男女が被所に集合して中臣が被詞を読み、ト部が解除をすることが規定 さ れ て い た。

「儀式」や「延喜式」でも、朱雀門に百官の男女をはじめ、天下万民が集って被を修した。

中世以降衰退して、ことに応応仁の乱以後、戦国の世となって廃絶したが、宮廷では元禄四年(1691)以後、内侍所清被として復興し、明治四年にいたって賢所前庭神楽舎を被所にあてておこなわれるようになった。

 

2018年8月19日